澤田 眞寛(さわだ まさひろ)
医学部附属病院 脳神経外科
助教
研究は現場主義を心がけています
ご自身の仕事や研究で心がけておられること
現在、わたくしが主に行っている研究は、覚醒下脳外科手術中の患者様に運動や言語のタスクを行ってもらいながら脳表の脳波を測定し、タスク特異的な脳活動を明らかにするというものになります。そこで心掛けていることは、現場主義に徹することです。実際に研究を行う際には、さまざまな障害が発生します。たとえば、脳波測定の際には思いがけないノイズが発生して理想的な脳波が取れないこともあります。また、解析をする際にはじめて気づくような、測定方法の改善点が見つかることもあります。測定、解析ともに自分の目で問題点を目の当たりにして、それを乗り越えることによって研究手法が洗練されていくように心がけています。