若手研究者インタビュー

INTERVIEW

京都大学からの免疫学研究の新たな高みを目指して
増尾 優輝(ますお ゆうき)

医学専攻 免疫細胞生物学
  博士課程

京都大学からの免疫学研究の新たな高みを目指して

 私の免疫学との出逢いは、医学部3年次における湊長博先生(現 本学総長、当時 免疫細胞生物学教授)の免疫学の講義です。既に大学では稀になっていた板書講義で、異物を除外しつつ自己には反応しない免疫系の精巧な仕組みを学び、生物の適応力の高さに感銘を受けたことを記憶しています。卒後4年に渡り臨床業務に従事した後、現在はヒト自己免疫疾患の病態解明を目指した研究を行っています。目の前の患者さんをどう治療するかという結論が常に求められる臨床現場と異なり、1つの疑問に仮説を立て検証する繰り返しの過程が研究の醍醐味と感じています。先輩諸兄姉が125年間築き上げた京都大学の歴史を継承し、在学生の一員として更なる発展に貢献できるよう、励みたいと思います。

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