若手研究者インタビュー

ご自身の仕事や研究で心がけておられること

　iPS細胞技術を応用して、循環器疾患における新しい治療を開発する研究に取り組んでいます。心臓オルガノイドの作成や心疾患動物モデルを使った実証実験は苦労の連続で、なかなか思うように結果が出ないことがありますが、これから増加の一途をたどると言われている心不全患者さんを将来救うことができると信じて、実臨床にしっかりとつなげられるような研究成果を出せるよう、研究チーム一丸となってがんばっています。特に心がけていることは、科学的に曖昧な点を残さないような研究を続けることで、このことが将来的に本当に患者さんに届く治療につながると信じています。